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  • Mariko Okubo

アーティストは印刷物をナメたらアカン。 The importance of printed matter for advertisements.



先日、台北大葉高島屋での展覧会が終わりました。 台北の皆様、本当にありがとうございました。 お陰様でとても楽しかったです。 ところが、今回一つだけ大いに反省したことがあります。 今回は初めて自分達で配るためのDMがありませんでした。 私も制作しませんでしたし、台湾側の陶芸教室も用意していませんでした。 私自身の展示用作家紹介パネルや、作品紹介は、丁寧なものを日本から用意していきました。 招待状を用意しなかった理由は二つあります。 これだけSNSが発達した世の中です。 それに台湾は日本より更に輪を掛けたネット社会です。 台湾側と事前に、ネットで大いに拡散しようということになっていました。 それからもう一つ。 私自身が実験的に、 純粋な大葉高島屋から顧客に発信される媒体に賭けてみたかったからです。 結果は、それなりにたくさんの来場者はありましたが、 気付いたことがあります。

私や、老師達の名刺を取られた方が、 他にリーフレットの様なものがないのかと聞く場面に度々遭遇しました。 それに私自身も、自分の大作をお客様にご紹介している時に、 「しまった、他に説得力のある印刷物を用意していれば良かった」と何度も感じました。 綺麗な紙に印刷された美しい印刷物は、 作家を信頼していただくのに大変有効です。 目で見て、更に手で触れて、 視覚と触覚に訴えかけるからかもしれません。 そんな当たり前のことを私は忘れていました。 印刷物を作る仕事に携わっていたのに!^^; ということで、

日本に戻ってから真っ先に印刷物を制作しています。 5月に京都大丸の工芸展がありますが、 今だけは作品制作より、 発注が手遅れにならない様にこちら優先です。 一昨日は写真集の増刷のための入稿。 今日は英語、中国語、日本語対応のリーフレットを新しく制作し、 無事入稿しました。 「作家はええもんを作ったらそれでええんや」 って思ってたら、間違いだと思います。 自分が本気で作ったものを、 広く良く知っていただく努力を無くして、 アーティストに次の一歩はありません。 (自戒の念を込めて!) それに、私は作品の宣伝は自分のセンスで展開したい。 これも私の作品です。


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