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  • Mariko Okubo

スランプと3日間向き合う



この3日間、

女性像(木の精みたいな人)の顔が気に入らなくて、

作っては潰し、

作っては削ぎ落とし、

作ってはまた一から作る作業を 約50時間繰り返した。

末っ子がその様子を見て

「ほらほらダンサーが踊れなくなるヤツ」

そう、スランプだ。

とことんスランプと向き合ってみようと腹を括り、 納得いく表情ができるのまで作り続けた。 綺麗な水で全身を浄化された木の気持ちを表したい。 どんな気持ちなの?

ピュアな気持ちかな 心地いいのかな 涙が出るくらいなのかな 私は顔を作るのが苦手ではないのだけど、

薄っぺらい美しい顔を作りたいわけではない。 心に抱えていたものを手放せたという人間らしい表情を作りたい。 というわけで、今回いろんな顔にチャレンジしてみた。 単純化して、すっきりした作風にした。 浄化されて、肌をつるんとさせてみた。 蔦で顔全体を覆ってみた。 目を開けさせたりした。 どれもあまり良くない。 結果、私のいつもの作風に落ち着いた。 まるで無駄な50時間だったみたいだけど、 その間、ずっと自分と対話できて良かった。

そもそもなぜ今回「浄化」をテーマにしたかと思い返すと、 自分の心身両方が抱えているものをデトックスしたかった。 陶芸は、私にいつもいろんな事を考えさせてくれる。 素焼きで割れてしまった時には、前向きに諦めること。 作品に自分の哲学を込めないと、命が宿らないこと。 私みたいな作り手は、まず自分の心を育てる必要があること。 自分で言いながら耳が痛い。

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